こんにちは、相田です。

    ブログの更新が大分と遅れてしまいました。

    いつも読んでくださっている方々にお詫び申し上げます。



    さて、今回の記事は今年9月7日に読売新聞で配信された、「過量服薬の原因薬剤トップ10」です。

    乱用処方薬トップ5(2015年度)」の記事を思い出された方も多いと思います。







    それでは以下に記事を抜粋します。


    2015年3月に掲載した記事「乱用処方薬トップ5発表」は、1年以上 経た っても数多くのアクセスを集めており、向精神薬問題への読者の関心の高さがうかがえる。そこで今回は、過量服薬で救急搬送された患者が使用していた薬剤のトップ10を紹介してみよう。乱用処方薬トップ5は、全てトップ10入りした。

     調査を行ったのは、医療経済研究機構主任研究員の奥村泰之さんらのグループ。今年8月下旬、米科学雑誌「PLOS ONE」に論文が掲載された。06年9月から13年6月までの間に、東京医科歯科大学救命救急センターに自殺関連行動で入院した933人を対象とした。このうち、意図的な過量服薬を行い、過量服薬以外の自殺関連行動を伴わず、原因薬剤を特定できた676人を解析対象とし、原因薬剤と入院の経過などをまとめた。


    【9割は抗不安薬・睡眠薬】
    解析対象者のうち、約86%にあたる581人は原因薬剤が抗不安薬・睡眠薬だった。依存性の高さが指摘される薬が上位を占めた。これまでも度々報じてきたが、過量服薬患者の救急対応のために、多忙を極める救急現場はますます混乱し、ICU(集中治療室)の空きがなくなることもある。その結果、他の急患を受けられない問題が深刻化している。

     この調査では、ICUを長く使用した患者の割合も集計した。このような患者は、過量服薬の影響で、 誤嚥性肺炎や横紋筋融解症、急性腎不全などを発症していた。解析対象者全体の誤嚥性肺炎発生率は10・7%。使用患者数が5番目に多いベゲタミンは、28・8%が誤嚥性肺炎を発症した。ベゲタミンは薬物乱用を招きやすく、大量に飲むと命の危険もある。そのため製造販売する塩野義製薬は、年内で供給を停止すると予告している。詳しくは今年6月30日掲載の記事「 『飲む拘束衣』販売中止へ 」をお読みいただきたい。

     使用患者数が2番目に多いエチゾラム(デパスなど)の問題も、以前から記事で指摘してきた。この度やっと、「麻薬及び向精神薬取締法」による向精神薬指定を受けることになった。この件は近く、改めて記事にする予定だ。

     過量服薬の原因は、ベンゾジアゼピン系などの睡眠薬・抗不安薬の依存性の高さだけではない。自殺衝動のある患者に、大量の向精神薬を安易に処方する医師の問題でもある。精神保健指定医の資格不正取得問題が再燃、拡大し、精神科医の診療技術や倫理観、人権意識が厳しく問われている今、向精神薬処方のあり方も一から見直す必要がある。


    ~~過量服薬の主な原因薬剤(カッコ内は代表的な商品名)~~
    薬剤名 患者数(人) ICU4日以上使用率(%) 誤嚥性肺炎発生率(%)
    全体 676 10.2 10.7
    1 フルニトラゼパム(ロヒプノール、サイレース) 178 10.1 15.7
    2 エチゾラム(デパス) 121 8.3 10.7
    3 ブロチゾラム(レンドルミン) 113 9.7 12.4
    4 ゾルピデム(マイスリー) 105 8.6 11.4
    5 クロルプロマジン・プロメタジン・フェノバルビタール合剤(ベゲタミン) 104 20.2 28.8
    6 トリアゾラム(ハルシオン) 103 10.7 13.6
    7 ブロマゼパム(レキソタン) 91 12.1 16.5
    8 アルプラゾラム(コンスタン、ソラナックス) 89 7.9 10.1
    9 バルプロ酸ナトリウム(デパケン) 82 7.3 8.5
    10 ニトラゼパム(ベンザリン) 71 9.9 16.9


    上記では分かりにくいので表にまとめたものを掲載しておきます。

    過量服薬の原因薬剤トップ10(2016/09/07)
    (クリックすると拡大します)








    結果を見てみると、私が予想していたとおりでした。
    1位はフルニトラゼパム(ロヒプノール、サイレース)です。こちらの記事でも紹介した悪名高い薬剤です。
    先日、たまたま2011年米制作の映画、「メカニック」を観ました。そうしたらメカニック(殺し屋)が薬剤死と見せかけるためにフルニトラゼパムをアンプルに詰める作業のシーンがありました。

    フルニトラゼパムは睡眠への※力価が強い事で有名で、個人差はあるもののベゲタミンより効果を発揮する事があります。

    ※力価とは~
    痛みの緩和、血圧の降下、睡眠への導入などといった薬理効果を発揮するのに必要な薬剤の量のこと。



    フルニトラゼパムが保険で処方できる量は1日2mgまでと規定させています。

    しかしながら、厚生労働省が睡眠薬の規制を行ったにもかかわらず、今現在でも「4mg」を普通に処方する精神科・心療内科があります。



    例えば、調剤薬局にフルニトラゼパムが1日4mgと記載された処方箋が来たとします。
    薬剤師はもちろん1日2mgまでと知っているので、ふ・つ・う・な・ら・ば、※2疑義照会を医者にかけます。


    ※2疑義照会とは~
    医師の処方箋に疑問や不明点がある場合、薬剤師が処方医に問い合わせて確認すること。薬剤師法第24条に「薬剤師は、処方せん中に疑わしい点があるときは、その処方せんを交付した医師、歯科医師又は獣医師に問い合わせて、その疑わしい点を確かめた後でなければ、これによって調剤してはならない」と規定されています。


    しかし、疑義照会をかけません。

    なぜでしょうか?

    それは医者と薬局の間で取り決めが存在するからです。

    これはれっきとした「違法行為」に他なりません。



    医療には法をすり抜ける方法など山ほどあるのが現実です。


    それが膨大な国の医療費の温床となるわけです。


    しかもそれを私たち国民の血銭、「税金」で負担している事実を決して忘れてはいけないのです。









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    相田ヒロキ

    Author:相田ヒロキ
    性別:男
    血液型:A

    大学院修了後、大手外資製薬会社にて安全性管理に関わる仕事に従事。現在、調剤薬局に勤務し日々奮闘中。栄養医学を勉強して10年以上になる。
    スポーツカーをこよなく愛する薬剤師。
    写真は若かりし頃、愛車Z32で伊豆・天城峠にて。

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