こんにちは、相田です。

    最近は何かとうつ病に関するニュースを多く見かけます。

    昨日、6月19に配信された雑誌のニュースを今回は紹介したいと思います。



    名古屋にある神経内科領域で有名な医療機関の院長が抗うつ薬について週刊現代に告発した内容です。

    以下、週刊現代2016年6月18日号より抜粋します。




    「心の風邪」だと騙されて

    「うつ病の人は'99年を境に急増しました。同年に抗うつ薬のSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)のルボックス(デプロメール)が認可されたのがきっかけです。

     製薬業界はSSRIを売るために、うつ病啓発キャンペーンを大々的に展開しました。『うつ病は心の風邪』という言葉が流行して、本来は病気とは言えないような人もうつ病と認定されることになり、薬を処方されるようになったのです」

     こう語るのは名古屋フォレストクリニック院長の河野和彦氏。

     実際、下のグラフを見ればわかるように、'96年には43万人程度だった日本のうつ病患者は、わずか12年のうちに100万人を超えるようになった。



    うつ病-抗うつ薬 推移


     また同時期に、地方公務員や公立学校職員などの公務員の「メンタル休職率」も急増している。地方公務員のメンタル休職率は'98年に0・3%程度だったのが、'06年には1%近く、つまり3倍にも増えているのだ。

     うつ病患者の増加は、バブル崩壊後、失われた10年で日本社会にストレスが増えたからなどと語られることもあるが、とうてい社会環境の変化だけでは説明のつかない増え方だ。

     製薬会社の「心の風邪」キャンペーンに見事にひっかかり、ちょっとした心理的不調で「自分はうつ病かもしれない」と思い込む。そして神経内科に通院する人が増えたというのが本当のところだろう。

     同時期に「新型うつ」という事象も話題になった。メンタル休職しているはずの社員や公務員が、いったん職場を離れると趣味を楽しんだり旅行に出かけたりするほど元気になるケースだ。

     このような現象が話題になるのも、本来病気でないはずの人が「病人」に仕立てられていることの証左だ。

     製薬会社のキャンペーンはものの見事に功を奏し、抗うつ剤の市場規模は'98年の145億円から'10年の1100億円まで、実に7倍以上も増加している。

    最悪、歩けなくなることも

     このように病気がないところに病気を作り出すことを「疾患喧伝」という。医療ジャーナリストの田辺功氏が語る。

     「やる気が出ない、だるいからといって安易に精神科や心療内科に行くのはやめたほうがいい。医者にかかって、『うつ病だからこの薬を飲みなさい』と言われた瞬間に、ただ悩みがあっただけの健康な人が病人にされてしまうのです。

     SSRIは心の安定に関わるセロトニンの再吸収に作用する薬で、脳内の環境を変えてしまいます。病気でもないのに、そんな薬を飲んでよいわけがありません」

     病気でもないのに病人扱いされ、しかも不要な薬を投与されることで、副作用に苦しむことだってあるのだ。

     高齢化の進んだ現代の日本社会では、抗うつ剤に関する新たな問題も生まれてきている。前出の河野氏が語る。

     「認知症と抗うつ剤の問題です。日本では認知症患者は精神科で見ることが多い。認知症の患者は表情が暗く無気力で、活力がない人が多い。こうした症状は認知症の周辺症状の一つにすぎませんが、精神科医のなかには、これをうつ病と誤診して、強い抗うつ剤を処方することがあるのです」

     認知症の患者に抗うつ剤を処方すると歩行困難や寝たきりになるケースが多い。

     「認知症の人は、脳の状態が非常にデリケートです。薬の量が少し多いだけでもダメージが大きくなります。症状が悪化すると、医者がパニックになり、もっと強い抗うつ剤を出す。すると症状がさらに悪化し、二度と改善しないほど深刻化することになる」(河野氏)

     高齢者の場合、それが認知症なのか、うつ病や統合失調症なのか区別をするのが難しい。

     「幻視や妄想の症状のある人に、リスパダールという抗精神病薬を処方する精神科医が多いですが、これも認知症の可能性がある。認知症患者にリスパダールを処方するのは極めて危険で、筋肉に異常が起こり、歩けなくなることが非常に多い」(河野氏)

     「医者に言われたから」「有名な薬だから」と安易に薬を飲んでいると取り返しのつかないことになる。医者と病院にダマされないためには、こちらにも「知識」という武器が必要なのだ。
    (「週刊現代」2016年6月18日号より)









    うつ病は心の風邪・・・そんなやわらかい言葉に皆騙されている、そんな感じを良心的な医師は感じ取っているんですね。

    でも確かに、20年くらいまでなら、うつ病といった精神疾患には偏見がありましまた。

    「心の風邪」といったイメージを植え付けたことで世間に馴染みやすくなり、すんなりと認知されるようになったことは良かった事だといった事実も否定出来ないと思います。




    ただ、問題なのは抗うつ薬を含め精神疾患に用いる薬剤の乱用が問題だとゆうことだと思います。

    精神科医は明言しています、「今となってはうつ病の治療法は確立している」と。



    ただ、勝手に精神科医達が命名した遷延性うつ病・難治性うつ病といった特別な疾患は別扱いしているのが現状です。

    上記の疾患(本当は低血糖症であるのに)には、打つ手が無いので仕方なく多剤大量処方で応急処置をする・・・

    結局は、患者の人生を潰す結果となっています。


    精神科の医者どもは患者の事などどうでもいいと思っています。

    彼らは自分の私腹を肥やしさえ出来ればいいと考えているからです。

    わたくし相田も長い間、「遷延性うつ病」と診断され苦しみました。
    ある時、通院していた心療内科の医者にこう尋ねたことがあります、

    「このまま完治せず社会復帰出来ずにお金を稼ぐことができなければ、どうやってこれから生きていけばいいですか?」と。

    医者はさらっとこう答えました、「生活保護でも受けたらどうですか?」と。

    私は唖然としました、これが医者の言う言葉なのかと。




    私が勤務していた大手外資製薬会社も抗うつ薬を製造・販売していました。

    丁度、この心の風邪キャンペーンの波に乗り、全薬剤のラインナップでこの抗うつ薬はドル箱でした。

    今でもそれは変わりません。

    他の企業も競って抗うつ薬の研究開発に力を入れています。

    それは何よりも、「金(かね)」になるからです。


    難病の薬剤はなかなか開発されません。

    理由は簡単で、「患者数が少なくて金にならないから」です。



    製薬会社は何も患者を助けるために新薬を生み出しているわけではありません。

    それは利益になるのか・・・永遠に続く利潤の追求の競争をしているだけなのです。









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    プロフィール

    相田ヒロキ

    Author:相田ヒロキ
    性別:男
    血液型:A

    大学院修了後、大手外資製薬会社にて安全性管理に関わる仕事に従事。現在、調剤薬局に勤務し日々奮闘中。栄養医学を勉強して10年以上になる。
    スポーツカーをこよなく愛する薬剤師。
    写真は若かりし頃、愛車Z32で伊豆・天城峠にて。

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