先日、以下のようなお問い合わせのメールを頂きました。


    「うつ病と診断されて5年が経ちます。ほとんどの抗うつ薬を試しましたが未だ改善しません。
    このブログを読んで栄養療法を取り入れ始めました。
    【長引くうつ病~漢方で改善した症例 柴胡加竜骨牡蠣湯】の記事を読みました。プロテインを中心とした栄養素と同時に相乗効果があればなと思い本漢方薬を試したいと思います。
    特に医療機関に行かなくともAmazonなどで購入はできますか?」







    【回答】
    勿論のこと、Amazonで購入することは可能です。
    ただし、一包に含まれる含量が異なってきます。

    以下に詳しく説明いたします。

    私がブログで以前紹介させていただきました柴胡加竜骨牡蠣湯は(これを①とします)、

    柴胡加竜骨牡蠣湯

    でした。

    写真をご覧になって分かるように、一包が「2.5g」と記載されています。



    一方、Amazonで購入出来る柴胡加竜骨牡蠣湯は(これを②とします)、

    柴胡加竜骨牡蠣湯(一般用医薬品)

    になります。

    【第2類医薬品】ツムラ漢方柴胡加竜骨牡蛎湯エキス顆粒 24包

    【第2類医薬品】「クラシエ」漢方柴胡加竜骨牡蛎湯エキス顆粒 45包




    これはツムラの外箱です。他にクラシエの商品もあります。
    ツムラの場合、12包 or 24包入りの2種類が用意されています。
    内容は1包が「1.875g」と、先に紹介したものより含量が少ないです。



    それでは一体、①と②とでは一体何がちがうのでしょうか?

    ①は医療用医薬品と、②は一般用医薬品と呼ばれています。

    ①は医療機関にかかり処方箋をだしてもらってクリニックや調剤薬局でいただけるものです。

    これに対して、②はネット・薬店・ドラッグストアなどで、処方せんなしに買うことができるものです。
    OTC医薬品とも呼ばれています。
    OTCとは、Over The Counterの略で、カウンター越しにアドバイスを受けた上で購入できる薬、というところから由来しています。

    お薬を購入したい方がご自身の健康状態に基づいて、また自分で判断して、調剤薬局などで薬剤師や登録販売者からの適切な情報提供を受け、ご本人の自己責任・自己判断において購入します。
    つまり、医学のエキスパートである「医師の指導なくして服用する」といったことから、②の一般用医薬品は副作用などの発現を懸念して①の医療用医薬品より含量を少なくしています。









    セルフメディケーション(Self-medication、自己治療)とは、自身にて傷病・症候を判断し、医療製品を使用すること。 自分自身で健康を管理し、あるいは疾病を治療するセルフケアの一つのことです。

    私は製薬会社勤務時代に、同じ部署に所属されておられた非常に優秀なドクターにいつも口を酸っぱくして言われていたことがあります、

    それは、「医者でなくとも医学書を読んでもいいんだよ、いや、読むべきなんだ」と。

    人生、身体が資本です。
    健康でなければいくらお金があっても何も出来はしません。
    ですから、自分で分かりやすい医学書を引っ張り出してきたりまたは購入したりして地道に勉強し、常に自分の健康管理に気を遣うことは非常に大切であるとこのドクターから学び、それ以来、自分で勉強を続けています。







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    有り難くも、いつもこのブログをご覧になっている方々に、先ずお詫びを。。。

    記事のUPが大変遅れましたことお詫び申し上げます。



    さて、今回紹介する記事は長引くうつ病が漢方薬で改善した症例です。

    「月刊漢方研究」とゆう医学雑誌に慶応大学医学部漢方医学センターが2004年12月に発表された(掲載された)論文です。

    わたくし相田がこの論文を知った経緯は、うつ病と診断されなかなか改善せずネットサーフィンで色々と検索していて偶然に(確か2005年くらいだったと思います)見つけたものです。

    本論文の題目は、「難治性・遷延性うつ病に対する柴胡加竜骨牡蠣湯の使用経験」です。

    柴胡加竜骨牡蠣湯の読み方は、「サイコカリュウコツボレイトウ」です。


    この漢方薬はエキス剤(例えばツムラ)でも煎じ薬でも処方してもらえます。


    柴胡加竜骨牡蠣湯 
    ツムラ12番 柴胡加竜骨牡蠣湯



    煎じ薬 
    煎じ薬の一例



    一般に漢方の効力は煎じ薬の方がエキス剤より強いと言われています。

    ただ、エキス剤の場合、自分で量を調節できるといった利点があります。

    それに加えて、煎じ薬ですとコトコト熱湯で約20分煎じなければならないので非常に手間です。















    それでは、なぜ、柴胡加竜骨牡蠣湯(サイコカリュウコツボレイトウ)で改善したのかを考察していきたいと思います。

    ツムラの適応を読んでみるとこう記載されています(一部抜粋)、

    心悸亢進、不眠、いらだち等の精神症状のあるもの」。

    つまり精神症状によく使用される漢方薬なのです。


    実際、多剤大量療法が横行している日本の病んだ精神療法に心を痛めた医師達が、積極的に漢方薬を導入しています。

    柴胡加竜骨牡蠣湯をうつ病やパニック障害と診断された患者さん達に処方しているクリニックは比較的増加傾向にあります。

    例えば、京都にある産婦人科、「稲垣産婦人科」のホームページには本漢方薬の使用経験を掲載しています。


    一部、抜粋します。

    「症例1 :35歳女性。2ヶ月前からパニック発作が頻発して報告者の精神科に来院。
    抗鬱剤と抗不安薬を投与、暫時増量して3ヵ月後に寛解した
    その後家庭内トラブルを機に症状が再発。薬剤を増量したところ、副作用である眠気、倦怠感が強く見られたため薬剤量を減らし、柴胡加竜骨牡蠣湯エキス剤を追加投与したところ、約2週間で症状が改善した。」


    「症例2 :30歳男性。3年前からパニック障害を発症、前医では抗不安薬と柴朴湯エキス剤の投与を受けていたが、パニック障害が悪化したので報告者の精神科に来院。柴胡加竜骨牡蠣湯エキス剤を投与したところ約4週間で症状が改善、抗不安薬の減量も可能になった。」





    私は漢方薬の名医と呼ばれる先生の勉強会に出席する機会があります。

    よく色々と質問をさせていただいております。


    私は本ブログで精神疾患の原因のほとんどが低血糖症である可能性が極めて高い事を述べています(記事:精神疾患の原因は低血糖症であることが高確率である現実)。

    低血糖症、つまり、膵臓の機能失調が元凶なのです。

    膵臓が疲れ切っていて悲鳴を上げているのが低血糖症で、長引くうつ病(遷延性・難治性うつ病)・統合失調症・パニック障害などの精神疾患の原因なのです。




    ですから、柴胡加竜骨牡蠣湯が精神疾患に有効であるとゆうことは、つまりは「膵臓の機能を改善したり向上させたりする効能がある」と推測出来るわけです

    そこで、その漢方の名医の先生に、「柴胡加竜骨牡蠣湯は膵臓に何かしら特異的に作用しますか?」と尋ねたところ、案の定、漢方専門医でも知らない事実を教えて下さいました。

    「柴胡(サイコ)が多く含有されていますよね。柴胡は”膵炎”を発症した際に使用します」。




    そうです、柴胡加竜骨牡蠣湯は柴胡が多く含まれるため膵臓に特異的にはたらくのです!

    私が上記の様に推測したとおり、膵臓を助けるはたらきが効能にあるのです。

    おそらく、膵臓を休ませる効能がかなり強いのでしょう。

    膵炎を抑えるくらいですから。



    これで、本題目の謎は解けました。

    私は栄養療法を勧めていますが、柴胡加竜骨牡蠣湯を試してみてもいいと思っています。

    もし、栄養療法で行き詰まったり、経済的負担が大きくなってしまった場合、この漢方薬に代替してみたり追加服用してみることも一つの手段ではないでしょうか。。。








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    プロフィール

    相田ヒロキ

    Author:相田ヒロキ
    性別:男
    血液型:A

    大学院修了後、大手外資製薬会社にて安全性管理に関わる仕事に従事。現在、調剤薬局に勤務し日々奮闘中。栄養医学を勉強して10年以上になる。
    スポーツカーをこよなく愛する薬剤師。
    写真は若かりし頃、愛車Z32で伊豆・天城峠にて。

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