ビタミンB6は3種類から成り正式名称は、

    1.ピリドキサール
    2.ピリドキシン
    3.ピリドキサミン

    で、これらはすべて、体内で補酵素形のピリドキサール-5'-リン酸に変換され体の中で活躍してくれる水溶性のビタミンです。


    ビタミンB6は、タンパク質の分解・合成を助けることで皮膚の健康に多く関わっているため、別名『皮膚のビタミン』とも呼ばれています


    皮膚炎などで皮膚科を受診した際に処方されるのがピリドキサールです。
    (正確にはピリドキサールリン酸エステル水和物です)
    薬剤名はピドキサール錠で中外製薬より販売されています。
    添付文書を見ると適応は、口角炎、口唇炎、舌炎、口内炎、急・慢性湿疹、脂漏性湿疹、接触皮膚炎、アトピー皮膚炎、尋常性ざ瘡、末梢神経炎、放射線障害の記載があります。
    当に、皮膚のビタミンそのものです。


    ピリドキサールリン酸構造式

    ピリドキサールリン酸エステルの構造式







    ここまでの話はご存じの方は多いと思います。
    わたしもそうでした、ビタミンB6は皮膚のビタミンとこれだけをお経のように覚えていました。


    しかし、分子整合医学の栄養療法に出会ってからビタミンB6の意外な作用を知ることとなりました。

    それでは本題の、「脳への作用」について記載したいと思います。

    何度も取り上げている書籍、日本の栄養療法の先駆者、千葉のマリヤ・クリニックの柏崎先生著の、

    低血糖症と精神疾患治療の手引 

    低血糖症と精神疾患治療の手引―心身を損なう血糖やホルモンの異常等の栄養医学的治療 (第5版)

    から抜粋します。





    【ビタミンB6とマグネシウムはともにトリプトファンがセロトニンに、グルタミン酸がGABA※に変化する際の補酵素です。

    セロトニンもGABAも脳の興奮を抑えるように作用します(セロトニンはアドレナリン、ノルアドレナリンを抑制し、GABAは脳全体の興奮を抑制します)。

    ビタミンB6は、脳神経の興奮うつ状態不眠の改善などに良いとされています。

    ビタミンB群に含まれるB6に加えて、うつ状態ではさらに150mg以上のビタミンB6を摂るとよいかもしれません(1日量250mg以上)。

    この適量を決める目安の一つは、朝起きて一つ夢を覚えているくらいの量とされています。

    不眠傾向のある方は、プロテインとともにビタミンB6を寝る前に摂ると良いでしょう。】(171項より)


    ※GABAとは:植物や動物、わたしたちの体内にも広く存在する、天然アミノ酸のひとつ。γ-アミノ酪酸(Gamma Amino Butyric Acid)を略して、GABA(ギャバ)と呼ぶ。主に脳や脊髄で「抑制性の神経伝達物質」として働いていて、興奮を鎮めたり、リラックスをもたらしたりする役割を果たしている。






    上記をもとにわたしが実践したことは、先ず、食後にビタミンB6を100mg摂取しました。

    これはわたしが症状が軽快してきて薬剤師のパートに少しずつ出た時に、帰宅後どうしても職場の緊張感をそのまま持ち帰ってしまってどうしても入眠が出来なかったことからです。
    仕事が原因で交感神経が緊張してしまっていたのです。

    そして寝る前に、再度、プロテイン10gと一緒にビタミンB6を100mgを摂取しました。

    わたしの睡眠障害はひどく中途覚醒があったので、その時はビタミンB6を200mg追加することで再度入眠する事が出来ました。
    (もちろんのこと、少しですが眠剤を服用してはいました)




    最も効果を感じたのはやはり食後の100mg摂取でした。

    食事をすると副交感神経がはたらきリラックスモードに入る、そしてビタミンB6の脳の興奮を抑える、これらの”相乗効果”がはっきりと出たのだと思います。






    わたしのビタミンB6の摂取量はビタミンB群以外に「400mg」になるわけで、これを読んで「こんなに飲んで大丈夫?」と思われた方も多いはず。

    しかし、安心してください。

    ビタミンB6は水溶性でしたよね?つまりは3時間くらいで代謝され体外に排出されてしまいます。蓄積はしませんのでご安心を。



    私の場合は400mgが適量であったことが分かりましたが、個人によってその用量も異なってきます

    ですから、自分に合った適量をぜひ探してください。








    それではいざビタミンB6を摂ろうとなるのですが、病院で処方されるピドキサール錠の保険適用は60mgまでなのです

    ですから、わたしが摂取していたおすすめのサプリメントを紹介します。


    NOW B-6 100mg 250カプセル 

    海外直送品 Now Foods B-6 250カプセル Amazon


    わたしがこのブログで紹介しているアメリカの有名メーカーNOW社の商品です。

    NOW社とだけあって価格はお安く、1,000円ちょっとで購入できます。

    また、何よりも嬉しいのは、1カプセル100mg含有、そして250カプセルと中身が大量なことです。


    脳の興奮や不眠でお悩みなら、ぜひあなたも、このビタミンB6の「い・が・い・な」作用を試してみてください。






    カスタム検索




    ↓クリックしていただけると、とても励みになります。
    にほんブログ村 メンタルヘルスブログ うつ病(鬱病)へ
    にほんブログ村
    にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
    にほんブログ村
    にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 精神科・心療内科へ
    にほんブログ村












    スポンサーサイト
    プロフィール

    相田ヒロキ

    Author:相田ヒロキ
    性別:男
    血液型:A

    大学院修了後、大手外資製薬会社にて安全性管理に関わる仕事に従事。現在、調剤薬局に勤務し日々奮闘中。栄養医学を勉強して10年以上になる。
    スポーツカーをこよなく愛する薬剤師。
    写真は若かりし頃、愛車Z32で伊豆・天城峠にて。

    にほんブログ村 メンタルヘルスブログ うつ病(鬱病)へ
    にほんブログ村
    にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
    にほんブログ村
    にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 精神科・心療内科へ
    にほんブログ村

    最新記事
    お知らせ
    多事多端な時は、ブログの更新もコメントへの返信も遅れることがありますが、ボチボチとお付き合いください。
    カテゴリ
    原因・低血糖症・栄養療法・サプリメント (2)
    その他おすすめサプリメント (2)
    精神疾患のほとんどが低血糖症 (1)
    低血糖症の記事が朝日新聞に掲載されました! (1)
    AKB岡田奈々さんの告白「機能性低血糖症と診断されました。そこから摂食障害、過食、嘔吐を引き起こしました」 (1)
    低血糖症と精神疾患治療の手引~必携書籍 (1)
    抗うつ剤、子どもや十代の若者らに効果なし~フランスの報告(2016/06/09) (1)
    「うつ病」は薬を売るための病名だった!?実は投薬のほとんどが無意味だと医者は知っている「薬漬け社会」のタブーを斬る~ある医師の告発(2016/06/19) (1)
    乱用処方薬トップ5(2015年度)~東京大学などが全国の精神科医療施設を調査・報告書提出 (1)
    睡眠薬や抗不安薬44種類「規定量で薬物依存の恐れ」(2017/03.21) (1)
    過量服薬の原因薬剤トップ10(2016/09/07) (1)
    5-20歳ではSSRI/SNRI/三環系の服薬で糖尿病の発病リスク上昇~米国メリーランド大学が報告 (1)
    治療のためその他の支出をおさえよう (1)
    自分の体の栄養状態を知ろう (1)
    運動は必須です! (2)
    ウォーキングは朝が効果的です! (1)
    食事をきちんと摂っていますか? (1)
    実は…感情を安定化させる基礎処方ってあるんです!うつ・不安・キレるを治す! (1)
    サプリを摂っても改善しないのですが (4)
    食べ方を工夫しよう (1)
    GI値に気を配ろう (1)
    果物の食べ方 (1)
    生活リズム・補食のタイミング (2)
    ストレスに注意! (1)
    カフェインは避けましょう (1)
    アルコールとタバコは止めましょう (1)
    栄養療法は山あり谷あり (1)
    【長引くうつ病改善】うつ病は確かに存在するのですが… (1)
    【長引くうつ病改善】睡眠障害に対処する (5)
    ①プロテインは最も優れた睡眠薬! (1)
    ②意外と知られていないビタミンB6の脳への作用! (1)
    ③自律神経訓練法 (1)
    ④ヒーリングCD (1)
    【長引くうつ病改善】栄養療法にも弱点がある (1)
    【長引くうつ病改善】過度の糖質制限食はかえって危険 (1)
    【長引くうつ病改善】お菓子は厳禁です! (1)
    【長引くうつ病改善】胃にプロテインが合わない (1)
    【長引くうつ病改善】おならが出ます (1)
    【長引くうつ病改善】腸内環境を整えよう (0)
    【長引くうつ病改善】筋肉をつけよう (0)
    【長引くうつ病改善】身体は改善したがやる気が出ないのですが… (1)
    【長引くうつ病改善】ストレスに強くなるにはどうすればいいですか? (1)
    【長引くうつ病改善】うつ病に認知療法で7割が改善~慶応大学グループが報告(2017/03/27) (1)
    【長引くうつ病改善】漢方薬~柴胡加竜骨牡蠣湯 (2)
    柴胡加竜骨牡蠣湯はAmazonでも購入できますか? (1)
    【長引くうつ病改善】うつ病は風邪のように"簡単に治る"ものではない (1)
    【長引くうつ病改善】栄養療法の悪徳クリニックに注意! (1)
    【長引くうつ病改善】精神科医を疑え!! (3)
    うつ・認知症・統合失調症の薬の真実~医師が告白「危険な副作用がある。でも病気は治りません」一度ハマったら抜け出せない薬漬け生活(2016/07/11) (1)
    軽症うつが薬は効かない?うつ病治療の落とし穴(2016/07/19) (1)
    【長引くうつ病改善】症状が改善したら甘い物を食べてもいいですか? (1)
    うつ病と誤診されやすい疾患 (1)
    【長引くうつ病改善】副腎疲労とは何ですか? (1)
    食べ物 (1)
    プロテイン (1)
    諸症状 (2)
    運動 (1)
    漢方薬 (2)
    ご質問のコーナー (5)
    うつ病ニュース (2)
    お知らせ・その他 (4)
    Ad
    月別アーカイブ
    ご訪問者数
    FC2カウンター
    いつもお待ちしております
    あなたを助けるプロテイン!
    必携書籍
    良質安価なプロテイン!
    かしこく買取!
    amazon.co.jp
    ★amazon.co.jp★
    楽天
    メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    リンク
    ブロとも申請フォーム
    RSSリンクの表示
    QRコード
    QR
    広告